楓に寄生しているフウランが咲きました。
枯れてしまった楓のせいでしょうか、今年は花が少ないです。

そして今日は卓上ピアノの思い出から。
卓上ピアノといえば辻井信行さんを思い出す。
1歳にならない頃から卓上ピアノを与えられていたところ、突然ジングルベルを探りびきしたことはあまりにも有名である。
その時、母親が「この子は音楽の才能があるのかもしれない」
ときずいたことが、今の偉大なピアニスト辻井君がうまれることになったらしい。

ところでasanagiにも卓上ピアノの思い出がある。
小学校2年生だったと思う。
昭和20年代といえば日本中が貧乏で、ピアノをもっている家など皆無であった。
音楽好きのasanagiは父にピアノを懇願したところ、卓上ピアノを買ってもらった。
うれしくて、うれしくて、asanagiは明けても暮れても耳で聴いた曲なら片っ端に弾いたものである。
左手で、簡単にリズムを取り、右手でメロデーを弾くと結構様になったものである。
当時だから、童謡、小学唱歌はもちろんのこと歌謡曲でもラジオから流れてくる曲ならどれでも手探りで弾く事が出来たように思う。
もしあの時asanagiの母が
「この子は音楽に才能があるのでは・・・」
と、きずいてくれていれば、そして、asanagiの家がお金持ちであれば、ひょっとして今頃asanagiも偉大なるピアニストになっていたかもしれない。
残念ながらasanagiの両親は全く気が付いてはくれなかったようである。
今年も親と子のいい音楽を聴く会があった。
ピアニストの小山みちえさんが来てくださった。
今年はショパン生誕200年という節目の年、ショパンの曲を沢山聞かせていただいた。
素敵な夜の帰り道、「親も偉い人だったのね。」「お金持ちだったのね。」
こんな言葉を話している人とすれ違った。
現実的なasanagi、今夜だけはショパンの曲以外は考えたくなかった・・・