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はなびら

残された時間の中でおもうこと


by asanagi62

美しいものに、痺れ続けて生きる。

華やかな桜の根元で、可愛らしいタンポポが咲いていました。
美しいものに、痺れ続けて生きる。_c0043055_1516434.jpg

そして今日は気になる本から
人生の最終章を模索しているasanagi、最近は人気女流作家の随筆に夢中である。

美しいものに、痺れ続けて生きる。_c0043055_14315219.jpg連れ合いが読書好きで、良く新刊を買うので、倹約家のasanagiは新刊を買わない。
本屋へ行くと読みたい本は沢山あるが、もっぱら図書館を利用している。
2週間に5冊借りれるので、それで十分でもある。
しかし、asanagiの読む頃にはブームが去った古本になっているのには少し悔しい気もしないではない。

今回は以前から気になっていた本、「人生、捨てたもんやない」をやっと見つける事が出来た。
俵萌子さんの随筆である。
俵さんは一昨年既に他界している。
癌に侵され、死期を悟りながら書かれたのかもしれない。昨年の3月発行である。

俵さんのライフスタイルは羨ましいものばかりであった。
2500万坪の赤城の森の家に3分の一と東京の家に3分の一と残りは旅。
エコで、シンプルなライフ、つまり、自然の中で、自然と生きる。
そして、好きな人と好きなことをし、いい仕事をする。
つまり、友達や犬と楽しい時間を持ち、読書や陶芸、土いじりや料理に興じそしていい本を書くということだ。

スケールの大きさではどれもまねできそうもないが、規模は小さくても心意気は真似できそうな気になった。

「美しい物に痺れ続けて生きる。」・・・このくだりも是非参考にしたい。
by asanagi62 | 2010-04-10 15:17 | 今週の1冊