私は何を残したでしょうか・・・・
2013年 04月 24日
先日、99才になる元同僚のお母様がこの世を去った。
彼女は6人の子供を育てながら、女教師として立派に生きてこられた人であるが、生前
「私は何を残したでしょうか・・・・」と、息子たちに問いかけていたらしい。
asanagiもこの頃時々そのことを考えることがある。
知人の中には、地位や名誉にこだわった人、富にこだわった人、いろんな人がいる。
しかし、asanagiはそのどれもこだわらなかった。
その時々の子育てに一生懸命だったので、気が付いた時には、富も、地位も、名誉もasanagiには無縁のものとなってしまった。
でも先日の葬儀の席で、6人の子供たちは
「母が残した最大のものは6人の子供。」、とそれぞれに胸を張っていた。
考えてみれば、子を産み、きちんと育て、次世代に送ること、これは人が残す最高の財産であり、足跡ではないだろうか。
地位も名誉も富も時とともに薄れ、次第に消えていくが、子孫は次々と足跡をつないでいく。
asanagiの子供たちも、いつか
「母の残した最大のものは私たちです。」・・・・言ってくれるだろうか。
by asanagi62
| 2013-04-24 15:29
| 老い