姉とデイト
2017年 12月 01日
そんな中、久しぶりに姉を訪ねた。
ショートカットがすっかり真白。
もともと色白の姉は顔も白くきれいなおばあさんになっていた。
この所、施設も人手不足で、外出もままならないらしく、そのせいもあるのかもしれない。
早速外出届をだし、まず、姉の大好きなお寿司屋さんで上にぎりをいただく。
次はお買い物。
食べ物は持ち込めないけれど、和菓子など大好きなおやつも買う。
見つからないように隠しておくのだという。
せつな過ぎる!
洋品店ではチュニックを買い、化粧品店では化粧水も。
まだまだ姉は女の部分がたくさん残っているようで安心した。
同僚にもお土産を買った。
少し時間が余ったので、「自宅へ帰ってみる?」と誘ってみたが、「今日は帰らない。」という。
里心が起きて、後で辛くなるから・・・・これも切ない言葉であった。
最後はカフェでコーヒーをいただきそこで1時間ほど話して施設へ帰った。
見かけはきれいなおばあさんではあったが、いろんなところが少し弱っていたようであった。
でも久し振りに外出が出来、好きなものを食べ、大好きなお買い物ができ、とてもいい日だったと喜んでくれた。
また行ってあげようと思うのであった。
by asanagi62
| 2017-12-01 20:57
| 老い