カテゴリ:老い( 84 )

消して帰ったの?


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姉の施設から手紙が届く。
介護報酬改定に伴う同意書であった。
4月から1000分の40だった加算が1000分の43になるらしい。
これって何円ぐらいなの?
よくわからないが、本人抜きで家族の同意がいるらしい。

姉は自分の知らないことが直接asanagiに来ることに不満を持っている。
asanagiも本当に姉は直近のことを忘れてしまうのか疑問に思うこともある。

先日もasanagiの知らぬ間にタクシーで自宅に帰り、バスで施設へ帰って来たらしい。
「そんなことできたの?」と尋ねると、「できたよ。」軽く言う。
しかし、「テレビがつかなかった。電気屋さんに退けてもらったので。」と言っていたかと思うと、
「買い物から帰ってみると、テレビがしゃべっていた。」ともいう。
帰りには消して帰ったのだろうか不安は残る。
何を信じてどう行動したらいいのかいまだに姉のことははっきりしない。

しかし、今回また施設の要求するままに姉を無視して書類を書き、送ることになった。
心は複雑のままである。

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by asanagi62 | 2017-04-24 11:20 | 老い

後期高齢者3日目


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今日は後期高齢者3日目。
夫と買い物に出かけた。
目指すは野菜市場。ここは少しばかり形は悪いが新鮮でお安い。
地元の農家から朝どりの野菜が出てくる手作りの人気の店である。

この店、1か月ほど前からセルフ精算レジが登場した。
品物をかごに入れて持っていくと、バーコードを読んでもらって、お金は自分で精算レジに行って支払う。

これはいいものができたとasanagiは一回目から利用しており慣れている。
ところが今日はレジの前に店員さんがいて、使い方を丁寧に教えてくださった。

ところがところが、教えるのはasanagiだけ。
次のお客さんには教えていない。
店員さんは消えていないのである。

夫に「教えていただいたのはasanagiだけ?使い方が分からないとでも?」というと、
夫は「そんなふうに見えたのではないの」と簡単に言う。

ショック!

まだ若いと思っているのにいつの間にか後期高齢者。
3日目の実感であった。

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by asanagi62 | 2017-04-21 16:05 | 老い

今日から後期高齢者


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今日は75回目の誕生日である。
そして今日から後期高齢者。人生の終末をしみじみと自覚する誕生日である。
同時に死も意識してしまう。姉のせいもあるかもしれない。

姉は死の恐怖があるようである。「私はあと2~3年かもしれない。」とよく言う。
asanagiは「人間はそう簡単には死にはしない。まだ10年は生きれるのではないの。」
というと、うれしそうである。
そうあってほしいものでもある。

下の姉は「二言目には、あんたは10年は生きるんじゃろ」とからかう。
元気印のasanagiに比べて、病院通いばかりしている姉はうらやましくてたまらないのだろうと思う。
とにかく最近の三姉妹の話は介護、病気、かたずけと楽しくなるような話は皆無である。

asanagiは終末期ではあるが、10年は生きたいと思っている。
かといってしたいことはもう無い。
姉や夫の世話をしたり、子供や孫の成長を楽しむことぐらいであろうか・・・・

最近は天災が多い。南海地震も近くまで来ているらしい。
それに加えて今年は人災も起きるかも。北朝鮮の核の恐怖である。
そして、迫りくる死への恐怖も昨年よりは大きくなった。

恐いことが重なる誕生日であるが、今日を境に一日一日の記録を残しておきたいものである。
体のこと、生活のこと、自然のこと、世の中のこと、そして愛する家族の事。
来年の誕生日が無事迎えられることを祈って。
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by asanagi62 | 2017-04-19 12:59 | 老い

疲れました!

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「孫が自転車を買ってほしいという」
「夫のお友達が亡くなったという」
「義理の弟に孫が出来たという」
姉は人並みにお付き合いがしたく気になってしょうがないようであった。

どうしたもんかと何日か考えたが、とにかく行ってみることにした。
自宅へ行ったり、銀行へ行ったり、スーパーへ行ったり、一日中姉と腕を組んで歩きまわった。
介護とはいえ、いろんな用事があるもんだと改めて大変だなあと思う。

自宅につくと、お隣さんも
「もう一人ではしんどくて暮らすのが嫌になった」とか。
明日はとりあえず、施設へ入居らしい。


明日はのんびりしたい。
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by asanagi62 | 2017-04-12 19:37 | 老い

二度とない人生だから


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今日も平凡に暮れる。
例によって夫と二人で金曜日のお買いものである。
野菜市場で、不揃いの新鮮で安い野菜を買い、お刺身や果物など4日分を買う。
最近は揚げ物もめんどくさくなり、市販のものを買ってしまう。
今日は冷凍の酢豚も買ってみた。
だんだんと簡単に簡単に済ましてしまっているようである。

二度とない人生だから
一輪の花にも
無限の愛を注いでゆこう
一羽の鳥の声にも
無心の耳を
かたむけていこう

二度と無い人生だから
まず一番身近な者たちに
できるだけのことをしよう
貧しいけれど
心豊かに接してゆこう

二度と無い人生だから
のぼる日しずむ日
まるい月かけている月
四季それぞれの星々の光にふれて
わが心を洗い清めていこう

だんだんどうでもよくなっていく我が終末人生
しんみんさんの詩は心に沁みる。




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by asanagi62 | 2017-04-07 17:09 | 老い

念ずれば花ひらく


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念ずれば花ひらく
この詩は癒しの詩人坂村しんみんの詩としてあまりにも有名である。
詩もさることながら、文字にも独特の味があって、ついそれに引き込まれるところもある。
彼は愛媛にゆかりがあって、asangiも若い頃一度記念館に出かけたことがあったような気がしている。

昨日、姉の所に行って、近所の人達と話していると、
彼が初めて教鞭をとった学校はasanagiの母校の高校であることが分かった。
今は合併して、市役所は広場になっているが、かつては大きな石碑に彼の詩を掘っていたそうである。
カメラを持って一度訪ねてみたいと思う。

念ずれば花ひらく

苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった

昨日も姉に振り回されて一日が終わった。
今日もあきらめないで、姉のために祈ってみよう。



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by asanagi62 | 2017-04-06 11:12 | 老い

また悩んでいる。

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先日珍しく姉の方から電話があった。
義理の弟さんの長男に結婚後長らくできなかった孫が誕生したという知らせである。
77歳にして初孫なので、義弟は大そう嬉しかったのであろう。
姉はお祝いをすべきかどうかという℡であった。
もっとも、姉の孫は社会人と大学生なので、義弟のいうことは孫かひ孫か一瞬間違えているようでもあった。

お祝い袋も買いに行けない、お祝い金も出しに行けない、住所も忘れている・・・早く言うと準備は何もできない。
そうした姉に親戚付き合いができるのだろうか。

asanagiはまた悩んでしまった。

それに、昨日の段階で、姉はもう一瞬の記憶は忘れてしまっている。
asanagiが言わなければ忘れてしまっている。
家族としてのお付き合いは守ってあげても、親族とのお付き合いはどうすべきなのか。

すぐ上の姉に相談すると、手伝ってでもすべきではないかという。
それが生きているというあかしだという。

病状を、いちいち義理の兄弟にまでは言えない。

人が一人地球を去るまでにはいろんな悩みが次々に起きるものである。


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by asanagi62 | 2017-04-03 11:08 | 老い

時計のように動こう。

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朝食の後片づけをしていると、ふら~とした。
何と無くムカムカして気持ちが悪い。
昨日何か悪いものでもいただいたかなと思うけれど、心当たりはない。

よく考えてみると、最近、プロ野球の開幕、サッカー、スケートと日本人が強く面白い。
それに相撲まで、涙を出して観戦するという楽しさというと語弊があるが、興味深い。
スポーツ好きの我が家にとっては久しぶりににぎわっている。
深夜の睡眠を裂いてまで観戦することも多い。

巷では、運動不足が老化や認知症に一番悪いと言っているが、本当だろうか。
健康つくりに一番大切なことは栄養でも運動でもない。規則正しい生活が一番である。と思っている。

時間どうりに時計のように動き、規則正しく3度の食事をし、生きていくために必要な衣、食、住、の為に体を使えば、
たとえ粗末な食事であっても、粗末な衣服であっても、粗末な家に住んでいても毎日洗濯をして清潔にし、毎日お掃除をして快適なところに住み、毎回粗末な食材でも工夫をしていけば、豊かで健康的な生活が送れる。

要は、面倒くさがらず、いかに規則正しく生きていくかだろうと思う。

多少貧乏人の僻みも入っているかもしれないが、そう信じたい。
どこへ行って何をいただこうか、何して遊ぼうかなど考える前にまずは己の日々の生活を正す。

asanagiは4月、間もなく後期高齢者になるに当たり決心をしたのであった。
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by asanagi62 | 2017-04-02 12:23 | 老い

40年来のお付き合い。

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2か月ぶりの美容院である。
ご主人の死後はお客さんをお得意さんだけに絞っているので、何と無く静か。
店にはasanagi以外は誰もいない。

淡々と時が流れ、いつものカットと毛染めが終わる。
そして、帰りにはもう次の予約を取って帰ることにしている。
2か月に一度、月の最後の木曜日がその日である。

不断は家に閉じこもりがちなので、その日はおしゃべりができることが何よりの楽しみである。
美容師さんもその日を楽しみにしていてくれるようである。

最近は体が次々に痛んでくるらしく、80まで働けば、もう止めるという。
残りは4年である。年6回、4年で24回で終わりかと思うと、名残惜しい気がする。
いろんな別れが押し寄せているようである。
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by asanagi62 | 2017-03-31 12:57 | 老い

待っていた電話

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やっと待っていたうれしい電話が入った。
姉の東京の家族からである。
もっとも、電話は、姉のスマホにかかったのである。

この春、北海道の大学へ進学する孫へお祝いを送ったのであるが、うんともすんとも返事がない。
姉は自分で送金はできなくなっているので、先日姉と一緒にasanagiが郵貯から送金した。

お兄ちゃんの時はいくらお祝いをしたのか、いつしたのか、訳が分からなくている。
ほっときたい気もしたが、このままほっとくと、姉と孫との縁が切れてしまいそうである。
姉が地球を離れるまでは、姉の有一の宝である孫を何としても手放すわけにはいかない。
何とかしてあげたかった。
金の切れ目は縁の切れ目ともいうし・・・・・

そんなこんなで、モヤモヤと心配していたが、約2週間は過ぎていたが、何とかお礼の電話が来たらしい。

姉はうれしいことがあると、元気になり、脳も活性化するようである。
昨夜は普通の人に帰っていた。
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by asanagi62 | 2017-03-29 10:55 | 老い