カテゴリ:老い( 90 )

がんばってみる・・・・




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あまり愚痴を言わない姉であるが、昨夜はポトリといった。
デイサービスに行ったときのこと。
「私のシミの数を数えて笑っている。」と。

昨夏、倒れて化粧を止めたせいか姉の顔にはシミが目立つようになった。
おしゃれな姉であったが、asanagiとのお出かけもパジャマのようなズボンで出かけている時もある。
「もうどうでもよくなった」とも「横の物縦にもしたくないんよ」ともいっており、自分で身の回りのことをしようとしない。

しかし周りの人はそれを見てかつてはおしゃれな人だったとはだれも思わないだろう。
集団になると、それを見てとやかく言いたくなるのであろう。

asanagiは「フェエイスソープを送ってあげるので、朝晩一生懸命洗顔をしてみたら」・・・
そんな助言しかできなかった。

「頑張ってみる・・・」姉はいつになく反応したが、切ない言葉だった。
一緒にいれば少しは身だしなみの事に気を使ってあげれたかもしれないが・・・・
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by asanagi62 | 2017-05-16 11:32 | 老い

はつらつシニアだって?



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今年もほったらかしにしている庭の片隅でエビネ蘭が咲いていた。
日陰で目立たないが必死で生きているご老人そのもの。

今朝の新聞にもはつらつとはいうものの年々苦しさが増すシニアの生活ぶりが載っていた。
夫婦世帯の平均支出はで平均26.3万円。それに対して収入は21.2万円で約5.1万円の赤字。
この赤字を埋めるために約1530万円の預貯金が必要らしい。
年々平均寿命も伸びていることからご老人は早めに生活のスリム化を図りなさい、という記事であった。
悠々自適の老後というより、なんだか年々自粛の老後、夢も希望もなさそうであった。

さて、我が家は夫婦そろって公務員だったので、年金には恵まれているほうかもしれない。
しかし、夫はよく「兄弟の為に10億円の宝くじを当てて兄弟の老後を楽にしてあげたい」と言っている。
戦前の兄弟だから、10億円当てても一人当たり1億円にもならないかもしれない。

もし、そんな夢物語が本当になったら、asanagiにはどんな老後が待っているのだろうか。
先日、ソニーやパナソニックが介護事業に乗り出したという記事も乗っていた。
しかしその施設、月額40万~50万らしい。高嶺の花である。
が・・・そんな施設で老後を送ってみたいという夢物語も・・・・

ほとんど叶いそうもない夢であった。



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by asanagi62 | 2017-05-15 10:28 | 老い

年金が無くなるって?




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年金の話になると、何と無く憂鬱になる。
4月から介護費用が1000分の43上がるらしいが、すでに預金が1000万以上あるお年寄りの介護費用は2割以上とか。
どうやって人の預金を見つけるのだろうか、考えただけでも恐ろしくなる。

昨日テレビを見ていたら、将来的には預金のあるお年寄りには年金は無し、という方針を政府は固めているそうである。
預金も調べないといけないし、まあ当分はそのままかと思うけれど・・・

預金をたくさん持っている(と思われる)姉はかんかんに怒っていた。
マイナンバーは絶対に教えないと。
しかし、住民票を取ればマイナンバーは隅っこに書いてあるし、第一マイナンバーを決めて通知してきたのは国である。
教えなくても知っているはずである。

asanagiはその仲間には該当しないとは思うけれど、万が一、一円でも持っていたら・・・ということになれば・・・
なんという残酷なことを考えるのだろうか。
老後の為と思い、節約してためたお金も根こそぎ掘り起こして使わせてしまう。
もっと国が倹約する方法はないのだろうか。

そんな中、韓国は貧しさを体験した大統領が当選した。
果たして格差はなくなるか。
その地位につけば何も見えなくなるのが人間の常。

何と無く憂鬱は増すばかりの土曜日であった。


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by asanagi62 | 2017-05-13 12:02 | 老い

化粧はもう止めようと思っていたが・・・




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ずっと悩んでいた。
フアンデーションが間もなく切れる。新しく買うか、もう化粧を止めるか。

最近は少し面倒くさくなってきた。
朝化粧して、夜お風呂で化粧落としをする。
この動作が無い日はほっとするのである。

普段は外出する時だけはつけているのだけれど、asanagiの化粧に気づく人もほとんどいなくなった。
第一asanagi自身もあまり変わらないなあとは思っている。

夫に「もう化粧を止めようと思っているのだけれど・・・」というと
「顔を見たことが無いので、わからない」という。
夫が見ないくらいだから、世間の人は誰も見ていない。
化粧はasanagiの自己満足に過ぎないのである。

もう止めよう、後期高齢者だから・・・・完全に辞める決心をして外出をした。

しかし、しかし、あれほど決心していたのに夫につられてセイムスにつくと、簡単に買ってしまった。
これでまた5年はあるか。
80歳には必ず止めよう、と改めて決心しなおすのであった。


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by asanagi62 | 2017-05-12 12:50 | 老い

シルバーカーが欲しいというけれど・・・



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トンネルを抜けるとそこは青葉、若葉。
思わず小学唱歌「若葉の歌が出てきた。」
あざやか~なみどりよ~あ~かる~いみどりよ
とりいをつつみ~わらやをかくし~かおる~かおる~わかばがかおる~
こんな歌であったか・・・・自動車を走らせながら歌ってみた。
空も山も本当にきれいだった。

今日は約1っカ月ぶりに姉の所へ行ってきた。
足が不自由なので、シルバーカーを自宅へ取りに帰りたいという。
それは簡単なことだけれど、車につられて事故になりはしないか・・・ずっと考えていた。
夫は「止めた方がいい。」という。
姉は「好きなようにさせてあげたいけれど、仇になってもねえ。」という。
心が定まらぬまま出かけて行った。

姉の顔を見たら、とても駄目とは言えなかった。
同じ施設の住民は出会う人皆シルバーカーを引いている。

シルバーカーを車に積んで帰ったものの不安は増す。
しかし、姉は「歩くのがとても楽になった」とすごく喜んでいた。

無事を祈りながら帰途に就いた。
帰りは若葉をうたう気にはなれなかった。

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by asanagi62 | 2017-05-08 19:48 | 老い

命あるもの

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ゴールデンウイーク7日目は野菜ウオッチ

小鳥かな?一瞬勘違いしてしまいそう。
これは一寸そら豆の赤ちゃんである。
そら豆は茎の下の方にマメを付けるらしく、茎や葉に守られながら生きようとしていた。
初めて見る姿である。


ジャガイモは今花が咲いていた。今が盛りなのかもしれない。
「あと2週間もしたら、少し掘ってみる。」と夫は言う。
土の中で、どんどん育っているのだろう。
イモといっても次世代の種。

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まあるく膨らんだネギ坊主。
ネギの先にたくさんの種を付けて、子孫を生み、やがて消えていこうとしていた。


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生まれるもの、今盛りのもの、去っていくもの。
命あるものの移り変わりはどれも同じ。

「あと〇年は生きたいね」この頃姉とよくそんな話をする。
しかし、二人とも明日は分からないのに・・・・・

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by asanagi62 | 2017-05-06 11:49 | 老い

消して帰ったの?


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姉の施設から手紙が届く。
介護報酬改定に伴う同意書であった。
4月から1000分の40だった加算が1000分の43になるらしい。
これって何円ぐらいなの?
よくわからないが、本人抜きで家族の同意がいるらしい。

姉は自分の知らないことが直接asanagiに来ることに不満を持っている。
asanagiも本当に姉は直近のことを忘れてしまうのか疑問に思うこともある。

先日もasanagiの知らぬ間にタクシーで自宅に帰り、バスで施設へ帰って来たらしい。
「そんなことできたの?」と尋ねると、「できたよ。」軽く言う。
しかし、「テレビがつかなかった。電気屋さんに退けてもらったので。」と言っていたかと思うと、
「買い物から帰ってみると、テレビがしゃべっていた。」ともいう。
帰りには消して帰ったのだろうか不安は残る。
何を信じてどう行動したらいいのかいまだに姉のことははっきりしない。

しかし、今回また施設の要求するままに姉を無視して書類を書き、送ることになった。
心は複雑のままである。

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by asanagi62 | 2017-04-24 11:20 | 老い

後期高齢者3日目


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今日は後期高齢者3日目。
夫と買い物に出かけた。
目指すは野菜市場。ここは少しばかり形は悪いが新鮮でお安い。
地元の農家から朝どりの野菜が出てくる手作りの人気の店である。

この店、1か月ほど前からセルフ精算レジが登場した。
品物をかごに入れて持っていくと、バーコードを読んでもらって、お金は自分で精算レジに行って支払う。

これはいいものができたとasanagiは一回目から利用しており慣れている。
ところが今日はレジの前に店員さんがいて、使い方を丁寧に教えてくださった。

ところがところが、教えるのはasanagiだけ。
次のお客さんには教えていない。
店員さんは消えていないのである。

夫に「教えていただいたのはasanagiだけ?使い方が分からないとでも?」というと、
夫は「そんなふうに見えたのではないの」と簡単に言う。

ショック!

まだ若いと思っているのにいつの間にか後期高齢者。
3日目の実感であった。

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by asanagi62 | 2017-04-21 16:05 | 老い

今日から後期高齢者


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今日は75回目の誕生日である。
そして今日から後期高齢者。人生の終末をしみじみと自覚する誕生日である。
同時に死も意識してしまう。姉のせいもあるかもしれない。

姉は死の恐怖があるようである。「私はあと2~3年かもしれない。」とよく言う。
asanagiは「人間はそう簡単には死にはしない。まだ10年は生きれるのではないの。」
というと、うれしそうである。
そうあってほしいものでもある。

下の姉は「二言目には、あんたは10年は生きるんじゃろ」とからかう。
元気印のasanagiに比べて、病院通いばかりしている姉はうらやましくてたまらないのだろうと思う。
とにかく最近の三姉妹の話は介護、病気、かたずけと楽しくなるような話は皆無である。

asanagiは終末期ではあるが、10年は生きたいと思っている。
かといってしたいことはもう無い。
姉や夫の世話をしたり、子供や孫の成長を楽しむことぐらいであろうか・・・・

最近は天災が多い。南海地震も近くまで来ているらしい。
それに加えて今年は人災も起きるかも。北朝鮮の核の恐怖である。
そして、迫りくる死への恐怖も昨年よりは大きくなった。

恐いことが重なる誕生日であるが、今日を境に一日一日の記録を残しておきたいものである。
体のこと、生活のこと、自然のこと、世の中のこと、そして愛する家族の事。
来年の誕生日が無事迎えられることを祈って。
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by asanagi62 | 2017-04-19 12:59 | 老い

疲れました!

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「孫が自転車を買ってほしいという」
「夫のお友達が亡くなったという」
「義理の弟に孫が出来たという」
姉は人並みにお付き合いがしたく気になってしょうがないようであった。

どうしたもんかと何日か考えたが、とにかく行ってみることにした。
自宅へ行ったり、銀行へ行ったり、スーパーへ行ったり、一日中姉と腕を組んで歩きまわった。
介護とはいえ、いろんな用事があるもんだと改めて大変だなあと思う。

自宅につくと、お隣さんも
「もう一人ではしんどくて暮らすのが嫌になった」とか。
明日はとりあえず、施設へ入居らしい。


明日はのんびりしたい。
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by asanagi62 | 2017-04-12 19:37 | 老い