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はなびら

残された時間の中でおもうこと


by asanagi62

秋の花々、そして、ノーベル賞おめでとう。

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川べりを歩いていると、秋咲の小さな花が、そこかしこに顔を出していた。
同じような花であっても、春見る花は明るく華やか。
しかし、秋見る花はなんとなく侘しく暗い。
彼岸花の赤もケイトウの赤も秋風の中では何となく心寂しい。
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さて、そんな秋の日、日本は3人のノーベル物理学賞受賞に沸き立った。
中でも中村修二教授は愛媛県出身。
しかも、小学校中学校、高校まで、わが市で勉強。
特に高校は我が家から100メートルしか離れていないところにあり、連れ合いや、娘や息子と同じ学校である。
世界的な偉人であるにもかかわらず、ノーベル賞受賞者が、こんなにも近く、感じられたことはなかった。

彼は、20年前から自伝を何冊も書いていて、市の図書館には特別コーナーもある。
アメリカの大学へ行ってからも、わざわざ母校へ講演に来てくださったりしているので、以前から結構郷土の偉人として有名である。
その上、今回は一夜にして世界的な超有名人になってしまって、本当にどう表現したらいいのか、言葉が見つからなかった。

昨日は、母校の校長先生や同級生、後輩など、朝から晩までテレビに出ずっぱり、街の人々は自分がノーベル賞をもらったかのような錯覚に陥り、大騒ぎであった。

asanagiも結構興奮していたかもしれない。

3人は、今回も、好きなことを選んですることや、しつこいまでに諦めないことを教訓として残してくれた。
何はともあれ、おめでたいことである。

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そんな中、午前中、3か月ぶりに整形外科へ行ってきた。
7月にはもうお礼を言ってもいいかなと思ったけれど、念のため、あと3か月延長。
やっと、お礼が言える、最後の診察だ。

「痛みが完全に取れ、元の体に戻りました。」というと、
「じゃあ、今日で、卒業ですね。」
というわけで、薬なし、120円を支払って、病院を後にした。

バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ、バンザ~イ・・・・・叫びたい気持ち。
相変わらず、平凡で、ノーベル賞には無縁のasanagi。
でも、健康に勝る宝無し、この上もなくうれしい日となった。

これで、病院とはひとまず縁を切ることができた。

その間、助けてくれた、連れ合いには感謝感謝。
相変わらず、好転しないお年寄りに根気強く付き合ってくださった女医さんにも感謝感謝であった。

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by asanagi62 | 2014-10-10 16:50 |