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はなびら

残された時間の中でおもうこと


by asanagi62

電話が通じない!

また電源が切れているのか姉と電話が通じなくなった。
退院し、自分一人の生活が始まろうというのにどうしているのか見えなくなってしまった。

1日目。
何度もスマホをかけてみるが相変わらず電源が入っていない。
その内かけてくるだろうと簡単に諦める。

2日目。
今日も電源が切れたまま。
2日も通じなかったことが無いので、行ってみようか、迷っているうちに一日が終わる。
何かいい方法はないだろうか、すぐ上の姉に電話してみる・・・・なにもなさそう。
夜も眠れなくなった。夜中の1時も2時も時計の音を聞いていた。

3日目。
今日は何も考えないで、行ってみることを決心。
しかし、天気は雨模様。
早朝9時には出て早く帰ることを決心。

9時前、出かけようとしている所へすぐ上の姉から電話。
姉のマンションの近くに住む、いとこに頼んではどうかという。
行かなくていいなら・・・また気が変わる。

いとこに電話し、行ってみてもらう。
いとこは勘違いし、姉のマンションではなく姉の自宅へGO~
「鍵がかかっていて、誰もいない。」・・・・・真っ青!・・・・このときasanagiはマンションと勘違い。

今度こそ行ってみることにした。
出ようとしている所へ今度はいとこから電話。
「私はぴんぴんしている。充電器が見当たらなくてどうしようもなくなった。」
姉の元気な声であった。
やれやれ、ほっと一安心。大したことは無かったらしい。

今度は買って持っていくことにした。
早々に昼食を済ませ、行こうとしたら、大雨。

いこうとしたら、電話。行こうとしたら、電話。行こうとしたら大雨。
今日は止めなさい!神様がいっているようで・・・・・・止めることにした。
姉のマンションまでの道、山あり、坂あり、74歳の老人があわてていける道ではないことに気が付く。

明日、雨が止んで、ゆっくり行くことにした。
姉の退院後、まだまだ振り回されっぱなしである。
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by asanagi62 | 2016-12-04 16:15 | 老い