上品な人、下品な人を読んで
2006年 07月 24日
今週はこんな本を読んだ。「上品な人下品な人」
色々書いてあった。
下品の象徴は人の財布やかばんを覗き見する人、詮索好きの人、金欲の強い人、安物ずくめでドケチな人、無料だと食べ放題の人、少しの得のために値切る人等そのほか50項目ぐらい並べていた。なるほどなあ。
結論としては、自分のことばかり考えている人は下品な人になり、人の事も考えながら振舞う人が上品な人となるのであると言うことだろうか。
私は子供の頃から宮沢賢治の「アメニモマケズ、カゼニモマケズ」の詩が大好きであった。特にこの詩の「欲ハナク 決シテイカラズ イツモシズカニワラッテイル」の部分が好きであったし、目標にもして来た。
今なおこの部分は目標の域から脱してはいないが、目先の私利私欲に走らず、何事にも動じず、毅然としてて、人と接するときは観音様のような微笑を忘れない。こんな人こそ品格のある人ではないだろうかと思った。
まだまだ修行が必要である。
by asanagi62
| 2006-07-24 13:09
| 今週の1冊