バババカの一言
2006年 08月 12日
お盆休みに旦那様の実家に遊びに行っている娘から携帯にメールが入った。
「母上様、髪を丸めました。」
ギョッと思って、即座に写真に移動させると、半泣きの孫の丸坊主姿が出てきた。
「どうしたん!」思わず夫と顔を見あわせた。
孫は生まれたての頃、全く髪に恵まれなかった。薄い産毛が数本しかない頭を入浴の度に娘がくしで丁寧に整えていたのを思い出す。
「早く沢山毛が出来ますように!」私達夫婦も同じように願ってきた。
1年経ち、1年半が過ぎ、最近は横わけが出来るぐらいに伸びていた。そして髪を得た顔は日に日に可愛くなっていくのが楽しみであった。
「どう見ても髪がある方が可愛いよ。」夫は携帯を朝に夕に覗いて、諦めがつかないらしく、嘆いている。
植物も刈り込んでやると、後から美しい新芽が出てくるように人間の髪も刈り込んだ後はきっときれいな髪が出てくると思う。
とは思いながらも、あの泣きべそは嫌がったのではないかしら。
「嫌な事をせんでも、自然体にしていても生えて来るのに。」
と、わけも分からないのに、また、バババかが、心の中で一言付け加えるのでした。
「母上様、髪を丸めました。」
ギョッと思って、即座に写真に移動させると、半泣きの孫の丸坊主姿が出てきた。
「どうしたん!」思わず夫と顔を見あわせた。
孫は生まれたての頃、全く髪に恵まれなかった。薄い産毛が数本しかない頭を入浴の度に娘がくしで丁寧に整えていたのを思い出す。
「早く沢山毛が出来ますように!」私達夫婦も同じように願ってきた。
1年経ち、1年半が過ぎ、最近は横わけが出来るぐらいに伸びていた。そして髪を得た顔は日に日に可愛くなっていくのが楽しみであった。
「どう見ても髪がある方が可愛いよ。」夫は携帯を朝に夕に覗いて、諦めがつかないらしく、嘆いている。
植物も刈り込んでやると、後から美しい新芽が出てくるように人間の髪も刈り込んだ後はきっときれいな髪が出てくると思う。
とは思いながらも、あの泣きべそは嫌がったのではないかしら。
「嫌な事をせんでも、自然体にしていても生えて来るのに。」
と、わけも分からないのに、また、バババかが、心の中で一言付け加えるのでした。
by asanagi62
| 2006-08-12 13:19